Takechang の冗談半分 #175  92/10/ 4 20:48

指が痛い

昨日は子供達の保育園の運動会。

小学校以上の運動会と違うのは親の出番が頻繁にあることだ。玉を棒を使って転がして走る競技,大きい玉を手渡しする競技,子供たちとの踊り。そして,親どうしの対抗綱引き。

この綱引きがけっこうこたえた。だいたい,綱引きとか,腕ずもう,重量上げなどは体は動かないのに力をひどくいれるので,一番体には良くなさそうな競技だ。

高血圧の人なんかだとあぶないこともあるのでは?(大げさ?)1回あたり5分の2ヒート制で争われ,どちらも僕のチームが勝った。たった合計10分なのだが,終わってしばらくは汗が止まらないし指が痛くて開けない。

保育園の場合,親も比較的若いのでこのようなプログラムが組まれているらしいが,僕はどっちかというと「高齢」の部類にはいるからちょっときつかった。

今日になってさらに指だけじゃなくて腕のけんも痛い。キーボードをたたくのがちょっとやりにくい。

学生のころからしばらくは運動をしたけれど,このところは全然やってないのも問題なのだろう。

先日会社で30歳以上の従業員を対象にした健康に関する講演ってのがあってそれでは,最大心拍数を{220−年齢}の数字として,それの60〜70%位の強度の運動を週に3回ぐらいやるといいというようなことを言っていた。

これは大体30〜40代ぐらいならば135程度の心拍数となる。CASIOとかから出ている心拍数の分かる腕時計というのはこういう目的のためにあるようだ。

僕は何もやっていないので,せめて歩くぐらいのことはしないと,ということで,このところ,極力歩く。

歩くのも時速6km程度の速歩でないとダメというので,早足で。近所のマーケットへ,本やへ,保育園へ。それでも,こうして積極的に歩くのは周に2日だけなのでたいして足しになっていないのだろうか。

以前ならあんな程度なんでもなかったのになあ。

あと,運動不足は寿命にも影響があることは明らかだということだ。完全に事務仕事ばかりをしてきたグループと肉体労働ばかりのグループ,たとえば,電車の運転士(ほとんど動かない)と車掌(車内をいつも歩いている),会社の事務員と工員で比べると,平均寿命以内での死亡率は前者が5倍も高い。

補足●右の「PHPの雑誌」は何かと,ある新聞記者から問い合わせがあった(検索サイトでこのページがヒットしたらしい)。PHP のサイトで調べたところ,[あなたの寿命はあと何年? 働きざかりの長寿学/西来武治・藤井勉 『ほんとうの時代』1992年10月号 P.41]というものが見つかった。本稿の初出時期から考えて,これが引用元である可能性は高いだろう。(2000.12.13:R 記)

そのほか,PHPの雑誌にちょっと面白い記事が出ていた。「寿命と人生」(東京医大 伊藤名誉教授による)によると寿命を左右する因子は

  1. 遺伝的要素
  2. ライフスタイル
  3. 健康上の習慣
  4. 態度

とあって,たとえば遺伝では祖父母2人が80歳以上まで生きた人は+2,家族が50歳以下で心臓病や脳卒中で死んだ人は−4 というように点数を付ける。

そうして,この点数を合計して男なら{75+点数},女なら{81+点数}が予想される寿命となるというものだ。

点数の付け方はけっこう面白くて,ライフスタイルでは200万人以上の都市に住んでいると−1,人口1万人以下の小都市なら+1,デスクワークは−2 で肉体労働は+2 はわかるけど,所得が1225万円以上あると−2 というのはどういう根拠?

あと健康ではタバコは1日20本で−3,40本で−8 とか周3回以上運動している+3 はわかるけど,9時間以上睡眠してると−4 は寝すぎるとダメ?

態度では攻撃的,怒り易い人は−3,常に恋をしている人は+4 ということだそうだ。

まあ,長生きが一方的にいいかどうかは分からぬが,とりあえず地方の町に住んで所得が安く,タバコは吸わないし,睡眠は6時間のぼくはけっこう長生きの素質があるのだろうか。足してみたら現状で81歳,運動でもしたら84歳とでた。

何か運動したほうがいいだろうか。

TAKECHANG

Takechang の冗談半分 #175  92/10/ 4 20:48