Takechang の冗談半分 #231  92/11/20 14:46

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LAについた

やー到着,到着。なんと7時半に高田さんとラスベガスのホテルで別れていらい,12時間ちかくかかって,LAでホテルを見つけた。

見つけたところは……といっても大した事はない,アムトラックの駅の前である。アムトラックのInformationの黒人の女の子に紹介してもらった。

アムトラック道中記はまたこの次に書くとして,とりあえず,ホテルに到着したくだりが涙の物語?なのでこっちから書こう。

アムトラックは15:15 LA到着ということだったので,「日のあるうちならいいだろう」と思っていた。

だいたいが,ラスベガスにアムトラックがやってきたのからして,10:30だったのである! 2時間半の遅れだった。

なに,最初のインフォメーションでは9:45に来る(これだって,1時間半の遅れなのだが)ということだった。それが,10:00というアナウンスから10:15になり,そのまま時間がすぎて10:30にやってきたのであった。

ま,ここから先の詳細は別に書くが,そういうわけで最初から2時間15分の遅れ。それが,最終的には2時間45分遅れてちょうど18時にLAのUnion駅についた。
(ところで,大概のターミナル駅の名前がUnionというんだけどこれはどういう意味なのだろう?)

ここは一応日本ふうにプラットフォームがあった。どういうわけか?ついたとたんに電気をすべて落としてしまうので,手探りで列車の外にでた。ま,ここからが今回の「苦難」の始まりなのである。

長い地下道をあるいて,駅舎にでる。れれれ,ホテルインフォメーションなどというものはないではないか。

うろうろしたのだが,見あたらない。代わりに,Amtrakのインフォメーションを見つけた。

今年高校をでたばかり,といった感じの若い小柄な黒人の女の子がデスクに座っている。
(便宜上,この人を まるこ とする。)

TAKE: 「あのー,ホテルインフォメーションない?」
MARUKO: 「あんたなにいってんだか,分からない。」
TAKE: 「ホテルインフォメーション。ホテルのあるところを知りたいんだけど。」
MARUKO: 「ぜんぜん,わかんな〜〜〜い。」

困った。LVではこの程度の話は通じてたのに,LAではダメ? AとVが違うだけで,こんなとは……とほほである。

しょうがないので筆談に切り替える。

TAKE: Do you have a hotel guide?
これでようやく訳(これもやくと読むと2倍面白いでしょう)がわかったようだ。
MARUKO: Yah, we have.

といって,アムトラックの路線案内のある棚に連れて行ってくれるが,ない。

「おや?」という表情になってしばらく考える。ちょっと離れた別のカウンターのおばさんのところで聞いている。大きくうなづいた。ふんふん。なんかわかったかな?

MARUKO: 「こっちに来て。」
TAKE: 「はいよ。」

廊下のずーっと端の方まで連れて行かれる。あった。ホテル,タクシーなどの専用電話がある。そこのホテルのボタンを指さす。

TAKE: 「ここって,どれでも安全?」
ロスの場合,安全には疑惑があるのだ。

あたりめーじゃねーか,おっさんのくせによお,というように彼女は大きくかぶりをふって「もちろん」という。そーかそーか。

TAKE: 「どうもいろいろありがとさんでした。」
MARUKO: 「どういたしまして。」
ということで,彼女は職場に戻っていったのである。

いやーたすかった,まるこちゃんありがとね。
ということで,電話をしてみる。

先方1: 「Hello, XX Hotel.」
TAKE: 「あ,あ,あいどらいくつううはぶあほてる,じゃねー,るーむふぉおつないとお?」
またもや
先方1: 「WHAT?」

通じない。ごにょごにょいううちに切れた。まずいなあ,LAではほんとに通じない。

ほかのところにかけてみよう。美羅酒店,メトロプラザに電話してみる。
上記のところまではおんなじ。でも今回は先方が,
先方2: 「日本人か?」といったのだ。
TAKE: 「Yes.」
先方2: 「へやあるよ,名前は?」
というではないか,片言だから,どうも中国人かなんからしいが,ようやく訳は通じた。よかったよかった。

TAKE: 「名前はTakechangある。」
先方2: 「わかった。すぐおいで。」
TAKE: 「すぐったって,場所は?」
先方2: 「Union駅の前あるよ。」

というではないか。こりゃいいや。駅がLAのどこにあるのかも知らないからそれはいい。明日の事は昼間だからなんと言っても問題は少ない。

TAKE: 「じゃいますぐいく。」
ということで,駅舎をでる。あれ,なんか駅の前でパーティをやっているやつがいる。どういけばいいのだろう。

タクシーがいたので聞いてみた。

「あの,メトロプラザ・ホテルにいきたいんだけど。」
「あー,あれは新しくていいホテルだぜ,あんちゃん。そこをつっきって前の道にでたら右にあるく。すぐだぜ,あんちゃん。」

ほー,このおっさんにはちゃんと通じるではないか。

どうも,というので,やっぱり,パーティ(みんなめかしこんで,バンドまでついていたのだが,あんなとこで何をやっていたのだろう?)をつっきって前の通りにでた。おー,METRO PLAZAとネオンが見える。

よかったよかった。しかし,メトロプラザにつくまで,たったの300mで「だんな,カネヲクレ」という,ミスターオクレの黒人に3人も遭遇したのだった。やっぱり,LAは危ない。

Metro Plaza Hotel

ホテルにつくと,(ここからは一応英語ね。)

TAKE: 「さっき電話したTakechangだけど……」
METRO: 「あー,良く来たね,これ書いて。今晩だけ?」

やたあ,ホテルOKだ。
TAKE: 「そう,今晩だけ。」

レジストレーションをしている内に何人も来る。みんな東洋系だ。韓国,中国,日本人。東洋専門館という感じだ。
(あとでわかったのだが,ここはリトルトーキョーのすぐそばだった。バックパックをしょった日本人が多い。)

TAKE: 「いくら。」
METRO: 「一人なら,$59(ここは1人増えると+$6)」

まあ許せる値段だ。

TAKE: 「あと,明日空港に行きたいんだけど,タクシーしかない?」
METRO: 「タクシーはよしときなはれ。ごついたかいでええ。」
といって,リムジンの予約をしてくれる。$10。

あーよかった,これで,なんとか明日は帰れるぞ。次の,
TAKE: 「どーもいろいろありがとね。」これは本心からでた。

部屋は新築ということできれいだし,なかなか広い。キングサイズのダブルベッドだ。風呂も広い。あーよかったよかった。さて,高田さんとこにお礼の電話などを?

良くなかったのである。電話は9+電話番号と書いてあるがつながらない。何度やってもダメなので,フロントに電話する。これはかかった。

フロント: 「なに?」
TAKE: 「外線電話の仕方は?」
フロント: 「9+電話番号。」
TAKE: 「じゃ,ここの電話壊れてるよ。9+してもかからないもの。」
フロント: 「あ,今アクティブにした。これでOK。」
という。ここはどうも言わなければ外線とつないでくれないらしい。

その後はきちんとタイムパスにつながった。ここはLVのように,去年の番号と変わっていない。

以上,電話さえつながればここは天国だぜ,いぇい。ところが,外は完全にロスエンジェルスそのもので,モデムの電話を買いに数百m行く間に,黒人浮浪者数人に金をたかられた(だしてないけど)。

やっぱりこうなると,ラスベガスって,最初の日にエリクソンGEのパーティに行くときに乗ったエチオピア人運転手が言ったように,「夜中に,お金を持ち歩いて安心,安全」な街なのだほんとに。浮浪者はダウンタウンにも見かけなかった。

あー,とにかく,今朝は早起きしたので眠い。

TAKECHANG

Takechang の冗談半分 #231  92/11/20 14:46