Takechang の冗談半分 #344  93/ 3/31 0:29

プータロー日記 6>
春を探しに 2

昨日はなかなかハデな春の嵐で,強烈な風が吹き荒れ,空は晴れているのに雪が舞うというへんてこな天候だった。

いちご狩り(喬木村)

そこへ,春休みの妹一家が襲来,おつきあいで観光いちご狩園に行く事になった。

昨年も行ったのだが,これはカマボコ型のビニールハウスで栽培されているイチゴを直接取って,その場でならいくら食べてもいい,というやつで,リンゴとかぶどうとか,よくあるやつのイチゴバージョンである。

ただ,この季節,ビニールハウス内は晴れて天気がいいと,かるく30度C以上になる。

昨年などはぽかぽか陽気で40度ちかくあって,ほとんどサウナ風呂状態だったので,ほとんど中にいる事ができずに5分ぐらいで逃げだしたのだった。

この経験があったので,ちょっと警戒したのだが,行った事のない妹一家は完全に行く気になっているので,ウチの子供たちも乗せられてすっかりその気になってしまったのである。

椋 鳩十 記念館・図書館

ぼくはここの近くが童話作家の故椋鳩十氏の生まれたところで,最近記念館やら記念公園が出来たので,それをついでに見に行くならまあいいか,と行く事にした(実際には,記念館は月曜休館だった)。

まず,いちご狩案内所に行って,行くべきビニールハウスの割当を受けなくてはならない。強風で,ここの案内所の自動ドアが開かなくなっていたり,時折はげしく雪がふったりという(それでも,空は晴れている)天候だったが,観光客は多くて,案内所は結構混雑していた。

しばらく順番を待って,割り当てられたところはどうも去年と同じビニールハウスらしい。地図をもらって自分の車で出かける。

村の中に観光用のイチゴ園は40棟ぐらいがあちこちに点在している。1つはだいたい長さ30〜50mぐらい,幅が10〜30mぐらい。高さがせいぜい2m強という感じだが,つまり広さは体育館ほどもあるのだ。

地図と比べながら到着。入り口には管理している農家の人が待っていて,ヘタ入れとコンデンスミルクのはいったプラスチックケースを渡してくれる。

あとは勝手に自分でイチゴをつんで食べなさい,というわけだ。

STRAWB2C.JPG

すでに大勢,中でイチゴ狩をやっている。

さすがに観光用のやつは消毒などはやっていないだろうが,なんとなくただそのまま食べちゃって,大腸菌とか大丈夫なのかいな? という気がするが,みんな平気でパクパクやっている。

考えてみれば,ぼくも子供の頃は学校の帰りとかに道ばたののイチゴとかを取って食べていたし,アケビとかザクロとかもそうやって取って食べていた。

ま,大丈夫だと思いましょう。

子供たちなどはイチゴというものは,スーパーで透明ケースに入って取れると思っていたので,実際にイチゴが大量になっているところを見ると嬉しくなってしまうのだろう,はしゃぎまくってやたらに食べている。

今回は春の嵐のせいで,ビニールハウス内は約23度Cと適温だった。

STRAWBC.JPG

ところで,イチゴのなっているところとか,イチゴの花とかは見た事があるだろうか。

STRAWBC.JPG にイチゴの花とイチゴのなっている様子,STRAWB2C.JPG にイチゴのビニールハウスの様子をアップロードしてみた。

画像の話であるが,今回からImage Alchemyのフルバージョンを使ってJPEG化している。

サンプル版のAlchemyをいままで使っていたが,性能は確かめられたし,これだと横640ドット以上または縦480ドット以上(またはその両方)のファイルは扱えないのでわりかし不都合だった。

で,先週フルバージョンのImage AlchemyをHandmade Software社に注文しておいたのである。

CREAMさんがアップロードしてくれたGVM9にあるAlchemyにもオーダーフォームが付いていると思うが,アメリカに直接注文する方法と,日本国内のディストリビュータに注文する方法とある。

MS-DOS版は日本で12000円だが,アメリカに注文した場合は,本体$79.95+送料$12=$91.95である。

現在1ドルは120円以下だから,アメリカに注文したほうが少し得だ。

Handmade Software Inc.

ということで,ぼくはアメリカのHandmade Software社にFAXで注文を出した。非常に早いレスポンスで,25日注文で今日到着した。

シェアウエアというので,ディスクだけがくるとかかな,と思っていたが,どうして,きちんと箱入りで印刷もののマニュアルも附属するというしっかりしたものだ。

現在のバージョンは1.6.2。

ぼくのアップロードしているJPEGファイルはこのところ,初期の頃に比べてちょっとドット数の割にファイルサイズが大きめなことにお気づきだろうか。

これは初期の頃は98用のJSV.EXEというファイルでJPEG化を行っていたが,現在はAlchemyを使っていたためだ。Alchemyではシステム指定の圧縮しかできないと思っていた。

JSVは非常に優秀で,圧縮率をかなり上げてもファイルの劣化が少なかったので,結構大きいファイルでも10KB台のファイルにしたりできたのである。

ところが,サンプル版Alchemyのオンラインマニュアルではわからなかったが,印刷マニュアルを見ると,Alchemyでも圧縮率のオプションがあることが分かった。

ALCHEMY -j (圧縮率の数字) 入力ファイル名 出力ファイル名 のように書く。jは必ず小文字。圧縮率の数字はデフォルトが32で,小さいほど圧縮率が大きくなる。

今回のイチゴファイルはデフォルトの32のものだが,20台にすると結構ファイルサイズは小さくできるようである。

今後これを画像の劣化が少なくて,しかも圧縮率のいいのはどのくらいか,という煮つめを行う予定である。

Huffman Coding

また,ALCHEMY -jh とhを付けるとOptimum Huffman Codingを行う。これも -j のみよりはファイルサイズを小さくできるようだ。

以上,イチゴ狩とその画像ファイル化,画像ファイル化ソフトについての話だった。

竹中 俊

Takechang の冗談半分 #344  93/ 3/31 0:29