Takechang の冗談半分 #422  93/ 8/13 10: 7

プータロー日記 46>
キャンプ

台風一過で久々に晴れ渡って夏がやってきた12日,前の会社の若い連中と連れ立ってキャンプに出かけた。

鹿嶺高原
長野県上伊那郡長谷村

目的地は,長谷村の鹿嶺高原かれいこうげん。高遠から約15kmほど南アルプスに入ったところだ。

テント2張,タープ,カータープ,イスつきのテーブルなどの居住用の装備,食料(これは,鹿嶺高原だから当然カレーと,ヤキニク用のセットである),あとはこまごましたもの。

僕の場合は,これにプラスして撮影機器。EOS5(今回フィルムはベルビア),フジカルディアミニ,フォトラマと3セット持った。

昼間の写真ならば,フォトラマ(ポラロイドのフジ版)でもまあまあのものが撮れるから,あわよくばこれでフィールドから画像を送ってしまおうという魂胆だった。

しかし,息も絶え絶えのワゴンで標高1850mの高原にたどり着いてすぐ,これはムリだと分かった。

KAREIC.JPG

山荘の管理人のところにキャンプサイトの割り当てを受けるために行くと,なんとここの公衆電話は故障だという。

「いやー,壊れちゃってさあ,おれも不便しとるんだわ」と管理人のじいさんがいったが,僕の場合は,残念ながらこれでここからアクセスはできないと決まった。

ただ,どうやら伊那市方面は完全な見通しなので,携帯電話を持ち込めばOKかもしれない。

あとの手段としては,空VANか?

とにかくこれでここから画像を送れる目はなくなったが,もう1つのフィールドで画像を作成するテストはおこなえる。

というわけで,メシも食べて一段落したので,ワゴンの中に前の御所平の時と同様にテーブルを設定して,スキャンして記事を書きはじめた。

今回は12V38AHのサブバッテリーを装備しているので,余裕でOKのはず。

蛍光燈はつくし,ダイナブックの電源もこれでまかなえる。

と思ったのだが,書いている途中でLOW BATTになってしまった。んな,ばかな???と調べてみたら,作ってきた電源ケーブルは外が+だったが,ダイナブックは芯が+で逆接になっていた。

これはナイフでコードを切って入れ替えてOK。あと,ダイナブックの動作電圧範囲が狭いのを考慮してレギュレータを入れていたが,これはあまり意味が無いようだ。

気温が下がったため,ほぼ満充電状態の電池でも,電圧が12.4V程度まで落ちてしまっている。これではレギュレータなしでOKである(車のダイナモにつながっている電源の場合はダイナモ出力が13.8Vなどになっているから,レギュレータでほぼ12Vにしないと過電圧でシャットダウンする)。とにかく,こうして電源の確保ができて記事を書くことができた。

続いてSPECTRAによるスキャンは好調。ダイナブックの画面も夜は十分に明るいからまったく問題ない(昼の日差しの下ではまったく見えない)。

この仕様は結構快適で,せいぜい数時間程度の使用にはまったく十分なものだと確かめられた。

あれ,あっちで流星群が見えると騒いでいる。

僕もひとまず記事はこのぐらいにして,見に行ってこよう。

久々の夏日の高原の話である。

竹中 俊

Takechang の冗談半分 #422  93/ 8/13 10: 7