Takechang の冗談半分 #052 | 92/ 5/17 11: 1 |
小雨の降るニューヨークに到着しました。
でも,しばらく寝たらようやく回復。今回はトラブルは大した事なく,NRTで航空券を落とした事件と,シェラトンで部屋が2つあったぐらい。
まず,その辺から書いてみよう。
NRTでは,飛行機に乗ろうとまっていると,突然,僕の名を呼ぶアナウンスがあった。「な,なにごと!」とインフォメーションへ出向いてみると,「お客様,塔乗券を落とされました!」であった。
同行の同僚,T氏は出張が初めてということで,奥さんも見送りにきていたから,ちょっとぎょっとしたかも(というだけですからね,Tさん)。でも,んなつもりなかったのにいったいどこで落ちたんかいねえ?
つぎはJFK空港。追風が強かったということで,予定よりも40分位は早くついた。
D.C. Cab (1983) ?タクシーはちょうど来たのが,いわゆる映画「タクシーキャブ」に出てきたような,どボロのボディベコベコ,トランクはひもで止めてあるというやつ。
「ひょっとしてやばいのカナ?」と思ったけど,運転手のミツアミの黒人のあんちゃんは結構気のいい男で,建物案内なんかもやってくれた。
で,アメリカには有料道路なんてない,と思っていたのだけど,国連本部に渡る,クインズ・ミドタウン・トンネルというのは有料でした。$2.50。
で,ITTシェラトン到着。
ここのチェックインカウンターは白人の男だったけれど,どうもなんかナマリが強いというかズーズー弁ぽくて聞き取りにくい奴で,実はこれにはまってしまった。チェックインを告げるとなにやら,「イリエ」だの「サトー」だのと他の日本人らしき名前を言っているので,「知らない人だ……」とか言っていたらなんとかルームカードを発行してくれた。このホテルは朝食つきのようだ。
さて,部屋に向かってみると,あれ,なんだかキーカードが2つある! 1045と1048と2つ,しかも2つとも僕の名前になっているな?
冷静になって考えてみると,どうもさっきのズーズー弁のあんちゃんは「イリエとかサトーと一緒か?」とか聞いていたらしい。僕がよくきこえないであいまいなことを述べたてていたから,2人いた,僕と同じ名前の人のキーもよこしたらしい。うーん,ヒアリングが弱いのってつらい。
で,部屋の方も12時に着いてすぐ来てしまったから,まだ掃除が出来ていなかった。そうじのおばさんに聞くと「30分待って」という。
この間にもう一回受け付けに取ってかえして部屋を1つ返すことにした。受け付けにはチーフらしきラテン系のおっさんと黒人のおねーさん。このまえ,ラスベガス空港でよくわからなかったから,おねーさんのほうは敬遠しておっさんのほうにした。
「どうしました?」「なんか,部屋が2つあるんで1つ返したいんですけど。」「どっち残しますか?」「1045を」「はいよ」ってんで,おっさんはキーボードをしゃかしゃかやって,「あんた,1045ですね,1048はだれにもなってないよ。はい,これで問題なし。」
ということで一件落着。
通信に関して言うと,このホテル(Sheraton NY)は電話機にDATA PORTと書いて予備のモジュラがでていていうことなし。
さてちゃんと送れるかな?
TAKECHANG
Takechang の冗談半分 #052 | 92/ 5/17 11: 1 |