Takechang の冗談半分 #465 | 93/11/12 11:13 |
今年も最小限,オールハンドキャリー方式で行くつもりである。
ただ,昨年に比べて装備類が大幅に増えた。
PCは機種はともかくとして同じ事だが,画像関係の装備が大幅に増えたのである。昨年は旧式のコンパクトカメラ1つ(もっともあのミノルタのカメラ,レンズがシャープだったのには驚いている)だし,その前は使い捨てのやつだった。
1)PC関係
東芝ダイナブックV486E+AIWAポケットモデムマイクロソフトマウス。あと,スキャナ接続用にはSPC IF。これはずいぶん小型化したが,高田さん用と2つ必要だ。ほかに,今現在はTRANTOR MINI SCSIでスキャナがつながるメドはないけれど,着いたらTRANTORのBBSにアクセスしてみて,Winで使えるドライバなんてのがあったらめっけものだ。から,もっていく。あと一応,まさかのためのDOS/Vディスクは持って行くが,こんなものを使うハメになったら画像はアウトである。HDDの無事を祈るばかり。
2)画像関係
スキャナ
ニコンCOOLSCANのデスクトップ型から内蔵用の本体だけを抜き出し,それに自作の電源を付けたもの。この工作で約500g軽量化している。最初,パンフレットなどもコピーすることもあるかもしれないし,プリントスキャナも持っていこうか? と迷ったのだが,もしもどうしてもそういうのが欲しいときは接写してフィルムにしてしまえばいい。ということで,プリントスキャナは省略。
カメラ
Canon EOS5とレンズ。レンズはどうしようかまよったけど,やっぱり途中で景色なんか撮りたくもなるだろう,ということで,取材のための28-70mm f2.8に加えて70-210mmももつ事にした。
このあたり,少し前まではTAMRONの28-200mmなんてワイドレンジのズームがもてたらなあ,と思っていたけど,経済が許さない!ことが分かってボツである。残念。
サブには,フジのカルディアミニ。これはあまりシャープなレンズではないけど,28mmがついているし,小さくてめだたないので街角のスナップなどにはいいカメラだ。
あと,三脚。最初は一脚にするつもりだったが,一脚ではパンフレットの接写などの時の役にはたたない。最近低速でぶれない訓練はしているし,ブースではf2.8開放で手持ちはなんとかなるだろう。ということで,小型の三脚を入れた。フィルムも高感度フィルムを装備していく予定だ(これはいなかで買うと高いので,成田にいく途中でヨドバシで買うつもり)。
じゃーん,最後に新装備。
今年のデータショーで僕の選んだ最注目機種,オリンパスDeltis VC-1000デジタル・スチル・カメラである。
オリンパスに貸出申込していたが,きのう,ようやく手元に届いた。ぎりぎりセーフである。
思っていたより案外小さい。D3821とかの厚手の3.5インチHDDぐらいの大きさだ。重さは650g,それにSONYのビデオカメラ用のバッテリを使うから,これが150g,しめて800gである。HP100に比べたら2倍以上だけど,ThinkPad220よりは軽い。
その他のスペックはこの前書いた通りなのだが,実際の写りはどうだろう。
と,これが案外?いけるのである。NTSC出力で見た限り,同じ41万画素CCDを使うものとしては,ビデオカメラより圧倒的にきれいである。さらに,液晶式のカラービューファインダを備えるので,とりあえずはこれで画像の確認ができる(しかし,画像はちょっと荒い)。
また,MACWORLD ExpoでキヤノンRC570を使ってみたが,あれよりは格段にカチっとした(輪郭のはっきりした)画像である。
ただ,今のところ問題なのはPCMCIAカードの読めるハードが手元になく,読み出しが出来ないってこと。だから電子画像化したときにどの程度か,ってのはまだ分からない。現地で何らかの方法で読みだしができれば,この機械の画像が出せるし,でなければ,帰ってから,販売店でPCMCIAの使えるマシンを借りて読み出すことになる。
画像そのものとしては,やはり信頼性から銀塩写真 → COOLSCANをメインでやるつもりであるが,さて,どうなるか?
竹中 俊
Takechang の冗談半分 #465 | 93/11/12 11:13 |