Takechang の冗談半分 #517  94/ 3/30 21:47

プータロー日記 95>
折った話と割った話

先日,筒井康隆さんは筆を折ったので,書かなくなった。

時をかける少女(フジテレビ)

そして,自作の時をかける少女かなんかに出演したりという役者になった。

このようにして自作のドラマ化の時に条件として,作者を出演させること,とつければ,筒井さんの場合かなりの出演が稼げるわけだ。

うーん,うまく考えたものだ。やっぱり,や役者じゃのー,というところか。

MAZDA PORTER CAB

僕は先日愛用のポーターくん(12歳。青,550cc。つまり軽トラックである)の左シートの上にノートパソコンをおいて出かけた。

で,前に大型のトレーラーがいて様子がまったく見えなかった。

と,突如トレーラーが排気ブレーキをかけた。排気ブレーキってのはご存じの人も多いと思うけど,ディーゼルエンジン特有のブレーキで,エンジンの排気管にふたをしてしまう,エンジンブレーキの1種である。

で,これはブレーキランプとかはつかない。そのくせ非常に強力なブレーキで,空荷なら大型トレーラーでもごく短距離で止まる。

だから,空の大型車の後ろをついていくときは注意しなくてはいけないのだが。

ちょっと春めいていたんで,憂いを感じていた?僕は,瞬間反応が遅れてしまった。

で,タイヤの音を鳴らして,辛うじてポーターくんはトレーラと紙一重で止まった。

当たれば,ほとんど缶詰のようなペナペナボディのポーターくんの事,一番前に乗っている僕はぺちゃんこだっただろう。

ま,その点ではやれやれだった。

が,タダですまなかったのは左の席に乗せてあったノートマシンである。

慣性でシートから飛び出してダッシュボードに当たり,跳ね返ってむきだしのホイールアーチに当たってしまった。

恐る恐るふたを開いて見ると,案の定液晶ディスプレイはぐちゃぐちゃ。

なにせ割れたガラスが飛び散っているぐらいだから表示どころのさわぎではないのである。とほほ……。

と,このようにしてノートマシンを失って1週間近くたつ。不便である。

やっぱりHP100では見るのにはよくても,入れている日本語変換が単文節なこともあり,あまりたくさんはかけない。

といって,デスクトップマシンでは場所が限定されるので,わざわざおいてある廊下の片隅までいって書く気が起こらない。

マックLCもあるのだが,これはSweetJAMマシンで,このFEPはなんせTWIN BRIDGEなみだから?これもなかなか書く気にはなれないのである。

その上,HP100とISAマシンとLC(但し,FDは800KB)ではフロッピーでデータ交換もできないのである。まったく台数だけはあっても,まったくろくなもんじゃない。

やっぱり,なんというか指についたマシンというのはよかったなと思う。おいそれと新品は買えないから,とにかく修理に出してあるが,その後なんの音沙汰もない。

はやいとこ帰ってこないと,なんかやる気が出ない。割れた話の影響は僕にはすごく大きいようだ。

竹中 俊

Takechang の冗談半分 #517  94/ 3/30 21:47