Takechang の冗談半分 #056 | 92/ 5/21 19:39 |
少し慣れたので,昼に,マーケットに買い物に行ってみました。前の通りにあって,Prudential Star Market,24時間営業です。かなり大きくて,何でも売っている。日本だと,ダイクマに食料品マーケットがくっついた感じ。
サラダバーのピラフのようなのと,サラダ類,それにジンジャーエールで$3.36。なーんだ,これがつまり庶民の食い物なのでしょう。コンベンションセンターの中だと,ホットドッグだけで$2.50はしていますからね。
かなり大勢がこれを食べていました。しかも,その半分位が生のセロリ,にんじん,キャベツといったのをやまほど取るだけ。
たぶん,これじゃないと庶民はやってられないのではないか,と思います。というのは,アメリカの庶民って,ひどくびんぼーなんじゃないかと思うから。
靴磨きのおじさんとかは,1足磨いても数ドルなのに,めったに客なんていないし,ホテルの部屋掃除なんかも,1人はそんなに多い部屋数じゃないから何十ドルも稼げないようにみえます。だから,朝から10何ドルなんて食事にかかるのでは彼らはとてもやりきれないでしょう。
一方,ちょっと手に職があるとものすごく給与は上がるようです。たとえば,展示会のブース作りのカーペンター(といっても,プレファブなのでもともと,設計通りにカットしてある部材を組たてるだけ。しかも,まったく何も考えてないで,指示しないとでたらめに組み立てるような連中)。彼らの給与はなんと時間$50ということです。
それとか,ウチの会社のブースに来ている(詳細は避けますが,ちょっと展示会のようなこともやっているので)コンパニオンの女性もそのぐらい。この人も,やたら文句をたれているだけで,あまり仕事をしないけど,まあこんなものなんでしょうね。ただ,何時に来るといってきちんと来ないなどやはりこまりものです。
ただ,アメリカは保険とか医者代がめちゃくちゃに高く,例えば1回歯医者に行くと(全部終わるわけでなく,虫歯を直すなら,その1回治療するごとの代金が)$500かかるし,雇い主は保険金を払ってくれないというので,そういうのも考えると結構もらわなきゃ,という感じのようでした。
(会社によっては払ってくれる所もあり,会社を決める重要な要素だそうです。サボリのコンパニオンに聞いた。余談ですが,この人はしゃべりがめちゃくちゃ速くて,ゆっくりといってもできないので分かりにくい。また,ネイティブじゃないひとのナマリははっきり分かるものですね。スペイン語,中国語,インド系など。中国語なんて,タモリの中国語を英語でやっている感じ。つまり,ちょっと聞くと中国語のアクセント,リズムなんだけど,よくきくと英語なんですね,これが。)
しかし,アメリカの最下層の人たちは給金やすいわ話は通じないわ,大変ですね。その割には,よくやっているなあ,という感じがします。
Massachusetts Institute of Technology夕方から手があいたのでMIT,ハーバード方面に出掛けてみました。時間が遅いので大学内の施設なんかはどこも終わっていましたが,サクラが満開でいまはここの一番いい季節なんだとか。
帰りに道に迷ったけど,ここの人は親切で,アッチイケとか教えてくれるし,暗くなってからも安全な街なようです。
(しかし,ボストンの何十人ごろしとかいう強姦魔:violatorで有名だという話もあるようで,女性には?かも。)
とりとめがありませんがボストンよもやま話です。
(あ,いつもそうか。)
TAKECHANG
Takechang の冗談半分 #056 | 92/ 5/21 19:39 |