Takechang の冗談半分 #317 | 93/ 2/24 0:12 |
今日からはショーに行く気がないので(24日までやっている),正真正銘の?観光オジになって,見て回ることにした。
台湾とくれば,いかなきゃいけないところはやっぱり故宮博物館であろう。中国X千年の文化の殿堂なのだから(ちょっと,コピーが安っぽいか?)。
で,タクシーは使わないことにしてるので,また台北駅に行ってバス探しである。
例の路線表で番号は304番が故宮ゆきだと分かっている。
ところが,台北駅の回りをうろついてもなかなかバス停が見つからない。バス停そのものはたくさんあるのだが,304番の表示のところがないのだ。
で,駅の回りをうろついている時,公衆電話群の中にまたInternational表示のやつを見つけた。
なんだ,気がつかなかったけれど,その気になれば結構あるのである。
(ただし,市内の普通にある公衆電話ではまだ見かけてない。やはりそれなりの場所でないとInternationalコールのできるやつはないようだ。)
そこでさらにあちこち見ていると,ここにはカード電話(上下式というようだ。実際には上の下に下が付いて1文字)の国際用もあるではないか。
これは中央電話局のところの公衆電話でもなかったやつだ。カードが使えれば,コインをやたら用意する必要もないし,むしろ国際電話用こそほしいものである。
で,まあ朝はカードの探索はそこまで。304番バス停を探してうろつくこと20分。ようやく駅西の工事中の塀のところに見つけた。
これも,結局はその向かいの長距離バスのターミナルに行って,インフォメーションで聞いたのである。
さて,故宮の話は別に書くとして,故宮から帰って来てから,電話局に出かけた。
日本ではテレカは7-11とかのレジのところで売っているが,ここの7-11では見かけない。
中央電話局なら当然あるはず,というヨミである。
電話局に入っていくと上下(上と下で1文字)販売と書いた窓口は8番にあった。
そこのおじさんに向かって「テレホンカードくださーい。と言ってみるが,返事がない。もう1回言ってみた。このおじさんは返事がなかったけど,隣から「$100, each.」と答が返ってきた。
$100払うとカードを渡してくれた。
日本のとほぼ同じ大きさ。交通部電信総局通話上下と書いてある。厚みはものすごくある。たぶん日本のの2倍はあると思う。
身分証明書とかで使われているカードなみの厚さらしい。
このため,穴をあけて度数表示するわけには行かず,表面に印字するようだ。印字用の白く塗った部分がある。
裏は真っ黒のプラスチックの地のままで,表にはなんだか赤が強すぎ状態でスキャンしたような汚いりんごの写真がついている。
まだ今日はもったいなくて?使っていないが,このカードは日本と90度ひねりで入れるのである。つまり幅のひろいほうをむけてスロットに入れるのである。
道理で街で見かけるカード電話のスロットが幅広いわけである。
台湾は割と標語社会?であるが,カードの入れ物の紙袋には「給下一代 一個安定・純浄的生活空間」となっていて,下には男の子と女の子の絵があるのだが,どういう意味なのだろうか。
ということで,台湾テレカを入手した話である。
竹中 俊
Takechang の冗談半分 #317 | 93/ 2/24 0:12 |