Takechang の冗談半分 #081 | 92/ 6/19 8: 1 |
ついに我がGeminiが10万キロ突破した。
途中で通勤をできるだけバスに切り替えたりしたこともあり,最初の予定より半年ほど遅れて,約3年7か月ぐらいかかった。
まだまだ,乗り続けるつもりだ。
ところで,少し前のDriverという雑誌で長期使用オーナーの言というようなコーナーがあって,これがだいたい10万キロていど。
中には8万キロくらいのもあった。これで長期使用なら,ふつうってどのくらいなんだろう。土日だけならせいぜい年間1万キロとすると5年で替えるなら5万キロである。そんなものなのかなあ。僕の場合は仕事についてから買った車はどれも10万キロ以上走行した。いまのところ一番いってるのは妻が乗っているシティで,13万キロぐらいだと思う。さすがにボディは弱ってきていて,高速をまともに走るのはつらいが,一般道ならまだじゅうぶん。
だいたい,今のくるまはやたら大きくなってしまっていて,狭い道や町中などではふべんなことがある。消費税と抱き合わせで税金が安くなったので,3ナンバーになる幅広の車が売れるようになり,そのためにどんどん車全体が大型化していった。
じゃあ,軽がいいかというと,これは僕は問題があると思う。パワーそのものは高速では軽く他車の巡行速度を上回る軽も多いし,問題はない。
ただ,軽は幅がせまくて,条件の悪いときの安定性に欠けるのと,やはり2人ならんだ時はきゅうくつである。そういう点,初代シティなどは幅は普通にあるのに長さは軽並ということで非常にうまいところをついていたと思う。
背が高いので,荷物もいっぱい入り,ウチの冷蔵庫とか洗濯機はこれで買ってきたのである。このクラスの車が今はあまりない。残念なことだと思う。
まあ,今売っている車の企画ってのはバブルの間に出来たもので,デカくて高いクルマばっかってのも無理もないのかもしれない。
とすると,バブルハジケ後のいまの企画がでる3〜5年後にはまたこんなのができるのだろうか。
で,いまはリサイクルとかがさかんで「再利用できるフェンダー」とかいうのが流行だけど,やっぱり長く使えるほうがいいのではないか。
英国のミニや,スエーデンのボルボといった,長く作られる車ってのはやはりそれなりのことはある。修理しても乗りたい車である。
売り上げ重視の考えからはこんなのは嫌われて,高くて,そこそこの5〜6万キロでイカれる車なんてのがいいのかもしれないが,それも変わって行かなければならないのではないだろうか。
とにかく資源は有限かつ,もう底が見えかかっている状態であるのだから。
とはいえ,10万キロ,メーター1周ってのは車にとっては節目である。よく走ってくれたね,これからもよろしく,って感じである。
TAKECHANG
Takechang の冗談半分 #081 | 92/ 6/19 8: 1 |