Takechang の冗談半分 #308 | 93/ 2/22 18:56 |
チープコースにホテルを変わったのはいいが,ここのホテルはなんとインタナショナルコールはオペレーター通しの方式だった。
下調べの時に確かめたのに,どうもロングディスタンスの国内とオーバーシーズがごちゃごちゃでフロントに理解されたらしい。
こういう方式なのは,そもそもこういう安ホテルに泊まる人は国際電話などあまりしないからではないだろうか。
客室の案内には書いてなく,フロントに問い合わせてやっと100をダイヤルすると交換台がでることを教わったぐらいだ。
それでも,昨日のオペレータは英語が通じてきちんと家に連絡が出来,山中さんにスプリントの件をお願いしてくれるようにたのんだ。
考えてみれば,その方式なら20日までは直接インタナショナルコールできたのだから直接スプリントに頼んでもよかったのだ。
でも,さらに考えてみれば,土日なのでスプリント社も休み。どおせ今日でなければ話が通じないのだ。
ところが今日になって事情は更に悪化した。今日の電話オペレータは日本語も英語も圧倒的に訳がわからないひとで(一応,どちらでも話すのだが……),僕の家のエリアコードなんてないと主張する。
台湾からかけるんだから,002-81-26X-XX-XXXX (要するに頭の0を取る)で通じる,と何回教えても,「ダメ WRONG NUMBER.」の一点張りだ。
最初,日本式に026X- と教えたのがいけなかったかもしれない。そのうえ次に日本スプリントと連絡してみようとして0120-XXとかを教えたもんだから,完全に信頼?をなくしたようだ(やっぱり0120って,海外からはつながらないのかな?)。
しょうがなく,けさはそのままにしてワールドトレードセンターに向かった。
ショーのことはまた別にかくとして,ワールドトレードセンターの帰りに,中正紀念堂を見ようと思ってバスをおりると(そう,今日からは,ぼくもバスに乗れるのだ! これもまた別稿),記念堂の隣が台湾外交部(外務省?)の建物で,ここの前に,INTERNATIONAL CALLとかかれた公衆電話があるではないか(ふつうの公衆電話は日本と同じく国際電話できない)。
ここの説明だと,「長距離は最初に0」とかいてあるらしい(中国語なので読めない)ので,0-002-81-26X-XX-XXXXと家に電話してみた。しばらくすると,中国語で「なんたらかんたら……しぇしぇ」と言われて切れてしまった。しかたない。あきらめた。
ところがさらに! 中正紀念堂の帰りに道を間違えて,また中華商場に行ってしまった。
で,仕方無しに忠孝東路に出てホテルに戻ろうとした。
中華路と忠孝東路の交差点に郵政総局(中央郵便局?)がある。ここの前に公衆電話がならんでいるのは昨日から知っていたけど,きょうはさっきのことがあるので,「もしやInternationalできるのが?」と端から見てみると……あった,やっぱり3台だけだがここにもある。
おまけに,ありがたいことにはここには英語の国際電話の仕方案内まで付いている。これでようやくわけが分かった。
正しくは,002-81-26X-XXXXでいいのだ。ただ,カード式のには国際電話できるのがなく,普通は$1,$5,$10のコインが電話に使えるが,国際電話は$10のコインだけ,と書いてある。
ポケットを探ってみると10個ぐらいの$10コインがあったので,さっそく家に電話してみた。
ちゃんと妻が出て,今度は東京のスプリント社の電話番号を104で調べてもらうように頼んだ。
ホテルに帰ってしばらくしてからまた国際電話を頼む。結局オペレータから返った答は「WRONG NUMBER!」。
しかたなしにまた郵政総局に出かける。電話。2度めに妻が出て,ようやくスプリントの電話番号がわかった。これだけでコイン12個かかった。
ホテルで両替してもらった20個ではあっというまだ。このままスプリントに電話しても切れてしまう可能性が高い。
コインをやたらたくさん持ってくる手もあったが,ホテルのオペレータは東京か?としつこく聞いていたから,東京の番号ならばつなげられるのではないか?
ということでホテルのオペレータにかけてみることにしてまたホテルへ。
100番に電話して日本の東京にインターナショナルコールしたい,と告げる。
「トウキョウネ,ワカタ」とオペレータ。しばらくまつとベルがなった。
「日本スプリントでございます」と女性の声。
やった,ちゃんとつながったではないか。しばらくタライ回しにされてようやく担当者につながった(公衆電話ではたぶん持たなかっただろう。ホテルからつながってよかった)。
結局の所,つながらない原因はパスワードの文字が1字抜けて連絡されていたことにあった。実は,いろいろやってみたのだが,やらなかった組み合わせだったわけだ。
「はい,ではやってみます。」スプリントとの電話を切ってすぐTTNのAPに電話。
こんどはあっけなくつながった。ということで,これはTTN → スプリント経由で書いている。
関係のみなさん,本当にお世話になりました。
さっき,NECJISで電子メールを送ってうまくいったから,たぶんアップロードも大丈夫だろう。
これがうまく行ったら,昨日つながらない間に書きためていたのをアップロードすることにする。
竹中 俊
Takechang の冗談半分 #308 | 93/ 2/22 18:56 |